シンデレラガール総選挙で頑張りたい人へ(201904/13追記)
※この記事は過去に1回は総選挙に参加している方向けで、
「モバマスは不慣れ」「今回初めて参加」という方には一部難しい内容になってます。
※第7回シンデレラガール総選挙が開催され、
且つ第5~6回と同様の仕様で開催されることを前提にした記事になっています。
大幅な仕様変更が合った場合、的ハズレな内容になっている可能性を留意してください。
第7回シンデレラガール総選挙の開催が告知されました(2018/04/06)
デレステとの合同開催になるとのことなので、
「総選挙って何?」レベルの方向けの活動が重要になると思われます。
下記項目で外部向けに~という記述がありますが、
デレステのみやってる方も、もはや外部ではないため注意。
※書いてある事を全部やればいいかと言えばそうでもないので
優先度:高だけでも十分かと思います。
執筆者:nino
2012年2月末にモバマスを開始。現在はデレステと平行でプレイ中。
担当アイドルは5名(幸子・友紀・藍子・肇・みく)
そのうち第4~6回では当時ボイス無しだった藤原肇を集中的に応援した。
0.心構え編
アイドルマスターシンデレラガールズは
ゲームであり遊びです。
大事なことなので記事の終わりにもう一度書きます。
総選挙は年1回行われる大規模なイベントで、
且つそのアイドルの今後1年の行く末を占う重要な場面でもあります。
様々な活動で多くのPが担当アイドルを応援する、
数あるゲームでも類を見ないこの光景はさながらお祭りであり、
それゆえ過去に多くのドラマが生まれてきました。
念願叶い幸福に包まれ1年を過ごしたPもいれば、
叶わなかった願いに1年苛まれたPも出ます(筆者も両方の立場を味わいました)
もちろん結果にこだわらないPも大勢いますが、
その性質から、大なり小なり神経質になる方も出ます。
もし自分や知人にそういった傾向が見られたら
それを理解の上で向き合うよう、お願い申し上げます。
また、担当のために何かするのは義務ではありません。
というか何もしないのが普通です。そこはお間違えないよう。
1.情報収集・インフラ整備編
1-1.アイドルを分析する
◆優先度:高◆
これは早めに始めるに越したことはありません。
というより総選挙期間関係なくオススメです。
モバマスから始まったシンデレラガールズももう6年経過しました。
SRが1枚あるのがステータスだった時代から随分情報量が増え、
デレステが始まったことでモバマスとは違う時空での姿も見られます。
近年はユニット活動を重視する流れも。
P歴が長いほど、昔の情報に固執しがちです。
長い年月で変わった部分、変わらなかった部分を整理してみましょう。
モバマスとデレステを見比べてもここは共通してる、ここは違うなど
アイドルを見つめ直すことで得られることもあるでしょう。
『ちょっと変われたところと、そのままのところと
どっちも大事にしたいな』(アニメ24話より。筆者お気に入りのセリフ)
分析にはもう1つあり、こちらは総選挙に向けて重要なことです。
それは「そのアイドルが担当P以外にどう見られているか」
これは意外に多くの方が見落としがちだと思います。
担当P同士の会話では常識のように飛び交っている
アイドルの性格や経歴、ユニットや印象的な台詞、二次ネタその他諸々。
どれくらいが担当外のPに認識されているでしょうか?
「みんなこれは知ってるでしょ……」と黙っていたことが知られていなかった、
あるいは「意外だと思うけど~」と語ったことが意外でもなんでもなかった、
というのはアイドルを語る上での大きな落とし穴になります。
この記事で解説していることの多くはアイドルの分析を前提とした内容です。
周りに聞く、アンケートを取るなどして
『担当内外で共通して認知されていること』をしっかり把握しましょう。
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1-2.目標の設定
『順位発表圏内に入りたい』 『上位入賞したい』
『ボイスをつけたい』 『総選挙曲を歌わせたい』
『シンデレラガールにしたい』
総選挙には様々な思惑で参加する方がいますが、
こういったことは全P誰でも言えることであり、説得力に欠けます。
なので、応援したいアイドル個人に即した+αの目標を設定し、
共感しやすいフレーズにできれば一体感も存在感も増すことでしょう。
過去の実績、将来の展望、彼女のこれだけは知ってほしいetc.
目標がアイドルの紹介にもなれば一石二鳥です。
その際、上記で分析したことが役立ちます。例えば
「アイドル本人はこうなりたい、しかし現状ではそれが満たされない。
だから上位入賞を目指したい」といったフレーズを作ることができます。
担当外にもわかりやすくストーリー性を重視するのもいいですね。
これは筆者の例です。(第6回総選挙前に行ったアンケート)
筆者はこのアンケで「肇が他アイドルと距離が遠いと多くのPが認識している」
と仮定して、それに対してこれまでの出番・彼女自身を分析し、
「声をつけることでもっと多くのアイドルの色を肇に見せられるならそれを目指したい」
に加え「彼女が大好きな肇という名を多くのアイドル・Pに呼んでもらいたい」
と目標を設定しました。
アイドルを代表する台詞を目標に
こうした目標が適切だったか、どれだけの人に聞いてもらえたかは
測れるものではないですが、宣伝活動の指標には確かになったと思いますし
総選挙後も目標は達成傾向にあると思います。
ただし目標は必ず前向きな思考に基づくものを設定してください。
(由来そのものはネガティブであってもいいけど表に出さないこと)
例えば二次創作での扱われ方に不満があるとして、
「上位になってアイドルで遊ぶ連中を改めさせる!」
と糾弾の論調をしたとして賛同者は多くないですし
よしんば多くの賛同が得られたとして界隈に良い空気をもたらすでしょうか。
これから子供を産む親くらいの気持ちになって
明るい未来を想像して総選挙に挑んでください。
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1-3.ダイマ資料の作成
資料の作成と書きましたが、別にポスター画像を絶対作れとか
宣伝記事を必ず書けという話ではありません。
ダイレクトマーケティング(要するに直接宣伝)をするに当たり、
アイドルの魅力を言語化する必要があります。
担当するアイドルにもよりますが、ありがちなのが
「あの子のいいところ? えーと……あー……その、いいんだよ」
と愛にあふれているにも関わらず説明できないこと。
(悲しいことにそのアイドルが出す雰囲気が好きというPによく見られる)
見た目・身体的特徴に留めるなら絵で説明は済むのですが
内面的な話をしようとするなら分かりやすい文言を考える必要があります。
もし誰かが耳を傾けてくれた際に
・アイドルの簡単な紹介
・何を大事にしているか、どんなことに由来しているか
・人間関係
・ここがかわいい
など、宣伝の機会を逃すことがないよう
考えるなりコピペを用意するなどしておくとよいです。
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1-4.投票要綱の用意
我々モバPは誰かに投票する、と思ったらすぐに票を投げにいけます。
例え次回で大幅に仕様が変わったとしても説明を読めばすぐに理解できるでしょう。
しかし日頃モバマスをプレイしてない人にとってはどうでしょうか?
例えば普段デレステしかやっていないが、せっかくだからと来てくれたPが
モバマスを登録し、電話番号認証し、贈り物を受け取り、投票する、
さらにイベントで投票券を稼いでくれる気があるなら効率的に稼ぐという
一連の操作をスムーズに行えるか?
「わからん」と投げてしまうのではと考えられないでしょうか?
できるに決まってるだろと思ったら読み飛ばしてください。
もし協力者が現れた時にスッと投票要綱を出すことができれば
操作がわからず投げてしまう可能性も下がると思います。
筆者は自身が編集に参加しているwikiにこんなページを作りました。
(そのままwikiの宣伝も兼ねている)
自作する必要はありませんので誰かが用意したものを教えるのでもOKです。
手順書きは可能なら画像付きのマニュアルレベルのものが望ましいです。
今風のやり方なら動画で作るのも有効かと思います。
ただし他Pが書いたものは当然自分の担当に投票するよう誘導して書きますし
去年のものを使うと現在と仕様が異なる可能性があるため、
(実際去年と比べてchrome版なくなったりAndAppが出たりしてるし)
「なければ自分で作る」くらいの心構えは持つといいでしょう。
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1-5.大百科・Wikiなどの整備
ダイマに積極的なPが多い反面、意外と落とし穴なのがコレ。
例えばアイドルに興味を持ってもらったとして、その人が検索をしたとします。
(ライト層は一々ゲームで入手してセリフを見たりしない)
その時に適切な情報が出てくるでしょうか。
アイドルの中にはアイプロ、思い出エピソード、特訓後コミュのような
誰でもいつでもは閲覧できない場所に重要な情報が隠されていたりします。
「君も入手して確かめよう!」の考えはもはや古いというのが筆者の持論。
ここ1~2年では増えすぎたアイドルの情報を補完しようという動きから
アイドル専門のサイトも増えています。
筆者が捕捉してるだけでも60名分以上
しかし実際に自身もアイドル個別のwiki編集に携わった経験上
専門サイトを作ったところですぐにアイドル名検索の上位に出るのは難しいです。
(検索結果に反映されるための技術や期間が必要。
人気アイドルならばさらに大手メディアサイトの簡易紹介が上位に居座りがち)
そこでPixivやニコ動のタグから飛べて且つ
検索上位に大抵出てくるPixiv百科、ニコニコ大百科の活用を提案します。
アイドルについて的確な情報提供の場にできれば
お手軽に担当Pで共有でき、かつ検索性の高いダイマ資料の出来上がりです。
上記専門サイトもあれば連携してより情報価値の高い記事になるでしょう。
当然これはリスクもあり、記事の私物化・同担Pと編集合戦になる可能性があります。
記事の内容がどうあれ貴重な過去の資料なので、一からリビルドも考えものです。
(編集履歴から復元は容易)
また公共性の高さから推測・考察に基づく記述は非推奨、
単一ページでの記述になることから何もかもを詰め込むのは不向きで、
愛に溢れた結果、記述が肥大化し一見さんバイバイと化してるケースもあります。
しかし中には数年前から更新が途絶えているアイドルの記事もあり
その場合は有効活用のチャンスです(というか放置=担当Pのやる気のなさアピールにも…)
編集履歴例。このアイドルはデレステ以降何の出番もなかったの……?
また既に記事が充実している場合でも、
外部のオススメダイマがあるなら記事の末尾に添えておくのも有効です。
編集者によって読みやすさを重視したり内容量を重視したり主義主張は様々です。
大百科付属の掲示板など活用し他のPと方針を相談の上望むとよいでしょう。
最近は担当Pが集うdiscord(Skypeのようなもの)もありますので
そういった場で相談もいいかも。
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1-6.他担当Pの活動に着目する
Twitterではむしろ同担Pより他担当Pをフォローすることが多いです。
他担当Pの活動は時にはとても画期的であったり新しかったり、とても参考になります。
同担Pの付き合いしかないと視野が狭くなり、
「同単Pで盛り上がってたから今年はいけると思った」ことが
実はただの身内祭りだった、などということも。
見聞を広めるためにも色んなPを参考にするとダイマも捗ると思いますし、
ゲームも楽しいものになるかと思います。
一方で他担当Pに目をやるのがメリットばかりかと言えば決してそうではなく
「あの界隈は盛り上がってるのにうちは……」とギャップに戸惑ってしまったり
「うちの担当が上に上がるにはこの人の担当を蹴落とさないと……」と
競争の非情さを実感してしまう恐れもあります。
こればかりは向き不向きがあるので、合わないようなら
意図的に他担当Pを視界からシャットアウトするのも適切なムーヴです。
2.空気作り編
2-1.同担Pへの中間前投票の呼びかけ
◆優先度:高◆
総選挙で上位入賞以上の成果を出したい場合は必須。
総選挙期間中、一度だけ中間経過報告があり
その時点での(例年通りなら)総合上位10名・属性別上位15名が発表されます。
ここで例年筆者がまとめている総選挙順位早見を掲載。
(第2回)
注目してもらいたいのは中間発表と最終結果の比較で、
多くのアイドルは中間を入れ替えた順位がそのまま結果になっています。
特に上位10名はほとんどその10名での入れ替えで、
総選挙CDメンバーを目指すならまずこのあたりに食い込む必要があります。
なぜこうなるかというと中間発表は言い換えれば予選突破者リストに近く、
その中から後半の投票先を選ぶ人が多いからです。
※リアル政治用語だとこういった傾向をバンドワゴン効果という
このため「票を温存して最後にぶっ放そう!」というのは
上位を目指す上で何のメリットもないので非推奨です。
(エンジョイする場合はこの限りではない)
ただし中間発表に載ったから安心・絶望というわけでなく
どうしてもモバマスでは投票先が「Co>Cu>Pa」に偏りがちであり
Coで中間発表外だったが実際には総合40位台、
Paで属性15位だったが実際には総合50位以降とも推測されます。
(実際アンダードッグ効果で最終結果に滑り込んだと思われるケースも見られる)
こういった傾向は後半戦での立ち回り・指針に影響しますので
覚えておいて損はないです。
「発表圏外だったけど絶対いい位置いるから!」
「属性15位だったけどこのままじゃ危ない! 頑張ろう!」など
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2-2.話題作り票の流れというのは中々目に見えないものですが、
不思議と「このアイドルは今年何か違う」という空気は感じるものです。
多くのPが黙って票を入れてくれるならそれなりに結果を出せますが
(担当Pがそういう傾向のアイドルもいることはいる肇とか)
流れをモノにしたいなら何かしら話題になることが望ましいです。
「この子に入れて喜ぶPいるのかな……」とか思わせたらアウト。
筆者はTwitterや2chを中心に活動していたため、
なるべく話題を振れるよう立ち回りました。
斬新な手法で話題を作るのもありです。
過去の例で言うならアイドルに因んだ食べ物を食べるとか、
Twitterで広告を張ったりなど。あまり身体を張りすぎると滑稽ですが。
しかしPによって考え方は絶対異なるため、
風評被害紛いの話題でも盛り上がるのが大事という人もいれば
あくまで正攻法の話題で盛り上げたいという人もいます。
全担当Pが自分と同じことを考えてると思ったら大間違い。
声がうるさくなりすぎた結果ミュート・ブロックされるのも逆効果。
(実際TwitterでRTしすぎて落ち着けと言いたくなる人もちらほら。
担当Pアピールのために名前にアイドル名入れるのも現在はNG)
また近年は高度な情報戦がトレンドのようで、前回の総選挙では
Twitterに投稿された投票履歴を集計する方まで現れました。
→ 全自動でツイート集計したやつ
その結果、中間投票前にある程度アイドルごとの得票傾向がわかり、
総選挙中の優勢・劣勢の話題に影響を与えました。
今年もこういった方が現れないとも限らないため、
投票したらTwitterに投稿するといった行動も大事になってくるかもしれません。
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2-3.作品の投下・支援ポスターやダイマ資料の作成も有効ですが、
単純に総選挙支援として動画・イラスト・小説など作品を投下するのも有効です。
投下したら宣伝もしておきましょう。
筆者の推測だと話題作が1本投下された程度で
大勢に影響を与えるだけの効果は見込めませんが
(数日ニコ動のランキング入り、TwitterでRT万単位の話題作なら話は別だけど)
アイドルの二次創作が活発、というのは外部に好印象を与えます。
また、「自分は作品作れない……」という人でも
評価・感想・コメントをつけたり宣伝することは誰にでもできます。
感想がつくことで作者の次作へのモチベーションに繋がるケースも。
それが総選挙期間中になるかはさておき、
選挙対策の一要素になることは覚えておきましょう。
(総選挙期間外にやるのも推奨)
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2-4.空気をコントロールする総選挙中、嫌な空気が漂うことがあります。
デレに限らずアイマスPは全体的に悲観的な方が多く
ネガティブな話題が度々回ってきます(学級会的なこととか)
大ごとにしたくないくせに、それを拡散する人は後を断ちません。
自分の周囲で「この話題広めたくないな」ということがあれば
逸らせるよう多少なり努力しましょう。
「他Pはやってるのにうちは……」といった隣の芝生を見た発言も控えるのが吉。
また一部Pが長いこと味わってきたことですが、
「○○は上位入らなくてもそのうち声つくよ」
「○○はもう今年勝った(上位)だろ」 という担当外からの声。
当の担当Pからすると正直やめて欲しいです。
前向きな意図で発言される人もいるかもしれませんが、
期間外ならともかくピリピリしている時にこれ言われるとかなり腹立ちます。
特に中間発表後だと順位はわかっても票差がわからないため
もし1票差で勝っていたのに余裕ムードで浮動票を逃して
目標達成ならずとなった場合シャレにならないので。
もし良い経過で進行しているのであれば、
「このまま気を引き締めていこう」という流れに持っていくようにしましょう。
あと『○○Pなら☓☓するべき』といった論調も絶対止めてください。
前に述べた中間前投票の呼びかけにせよあくまで"お願い"であって
例え切羽詰まっていても同担Pに命令するような人物がいる界隈は荒れます。
担当P内で貢献度の格付けをしたりもNG.
3.獲得票数を増やす
3-1.個人で獲得できる票を増やす
◆優先度:高◆
第5~6回総選挙の仕様では
・ログインボーナス
・期間中のイベントの達成報酬
・ガチャのオマケ(課金)
で投票券を獲得することができました(参考:第5回総選挙の投票券の項目)
このうちログボ・イベントの達成報酬は確実に取りこぼさないようにしたいものです。
達成報酬の投票券は開始直後のPでも簡単にとれるものもあれば、
ある程度戦力やアイテムがないと取れないものもあります。
この記事を読んだのが総選挙開始前なら、
今からメダルSR程度のフロントの準備・アイテムストックは必ずしておきましょう。
(目安はメダルSRフロントで1イベント中に回収できる分くらい)
該当イベントのドリンクが全くない!という状態でも
イベント中に現地調達したアイテムでなんとかしたり
プラチケ・ジュエルで引けるガチャのオマケアイテムを駆使するなど手段は色々。
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3-2.他担当Pから票をもらう多くのPは自分が投票したいアイドルがいるものですが、
シンデレラガールでは必ずしもその通りに票が動くとは限りません。
担当P目線でアイドルはざっくり2~3種類に分類できます
・必ず投票すると心に決めている
・投票するか選択肢に入る
・現状投票の予定がない
他担当Pへのダイマは
一番下(無関心)にあるアイドルを真ん中以上へ上げるためのものです。
1人のアイドルに全部入れるとロックオンしてる担当P相手でも
場合によっては心変わりを期待できるかもしれません。
ただし上述の通り、総選挙期間中は特に神経質になるPもおり
他担当Pへの票の要求は裏を返せばそのPの担当アイドルの順位を落とす行為でもあります。
無理強いは人間関係にヒビを入れますので絶対止めましょう。
また、個人間でこういった話をする場合
アイドル云々でなくPの人徳に左右されるケースが多々です。
『○○さんが応援してるから票投げよう』というパターンがいい例。
逆に日頃ウザい人物と思われている人物から
「○○に投票してくれ!」と都合のいい要求がきても応じられるでしょうか。
筆者は「担当Pを名乗るなら普段の行いを謹んで」とよく言っているのですが
要するにこういう時に悪影響が出るからです。
『クライアントが最初に会うのはアイドルでなくキミだ』
アイドルと関係の深い子(ユニット・二次での組み合わせ)の担当Pから
票を借りることでの協力というのも一案です。
ただし来年投票するから!などと口約束して反故することがないよう……
一方、「誰かダイマしてくれないかなーチラッチラッ」と
投票券を持て余している人も意外に多いです。
1票に必死なPもいれば1票で遊びたいPもいる、それが総選挙。
2chのスレを見ているとたびたび見かけますし
Twitterなら「#気になるアイドルを挙げると担当pがダイマしてくれるタグ」あたりが
結構狙い目です。
拾える票は遠慮せず積極的に拾いに行きましょう。
変わったところでは例年行われている生放送企画に参加・票を集めたところ
目に見えるレベルで集票された事例も。
とあるアイドルの例。やたら投票ツイートが伸びてるのがそれ
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3-3.外部から票をもらうこの場合の外部というのは現在モバマスをプレイしていない人口のことで、
要するに復帰勢・新規勢の取り込みです。
『なぜプレイ人口の多いデレステではなくモバマスで総選挙をやるのか』
のという疑問の理由に対し、よく
『デレステで総選挙をやったらボイスのあるアイドルが圧倒的に有利』
という回答が帰ってきますし、実際理由の1つだと思います。
(モバマスでやるのが伝統・デレステはUIの小回りが効かないなどもある)
つまり逆に言えばモバマスをプレイしていない人口を大量に流入させれば
ボイスのあるアイドルに有利な環境が出来上がるのです。
ボイスのないアイドル担当Pにとって最も恐れる状況ですし、
第5~6回の躍進はこの現象が起こらなかった結果とも言えます。
既にCDやSSRの出ている子なら
デレステしかやっていない層に対し訴求・案内することが上位への近道です。
実際に積極的に動いているPは総選挙支援のプロダクションを作り、
票の囲い込みを行っています。
この前に投票要綱を作るといい、と書いたのはこの件もあってのこと。
新規にトレードで戦力を渡すには2週間かかるため、
やるのであれば総選挙開催予告がかかる前から実行に起こすことを推奨します。
(参考:第5回総選挙告知:4月5日 開催:4月7日~
第6回総選挙告知:4月7日 開催:4月10日~)
また、去年ミリシタでTBなる総選挙と似た企画が開催され、
中にはミリPから投票を頼まれ、気軽に受けた方もいたのではないでしょうか?
比較的モバマスの仕様がわかっていると思われるミリP、SideMPに
協力を以来するのも一興。
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番外編:相互投票これは去年筆者が個人的に行ったことで、一緒にやられた方もいたのですが
本来なら意味がないはずだったが結果的に意味を持ってしまった手法です。
というのも去年筆者が応援していた藤原肇は自分の名前に誇りを持つ少女のため
「多くのPに肇の名を呼んでもらいたい! 肇にPの名前を呼んでもらいたい!」と思い
他担当Pと1票投票先を交換してもらう、という呼びかけをしました。ぶっちゃけ気休め。
当然ただの票交換のため得票数に影響ないはずのですが、
先に述べたTwitterでの投票投稿集計に
多少なり影響を与えていたことが後で分かりました。
(交換することで○○に投票した人数は増えるから)
なので総選挙中の活動の一案として一応提案しておきます。
とはいえお互いでの信用がないとできないことですし
トラブルに発展しても責任取りかねますのでやっぱやらない方がいいかも……
4.デレステとの連動について(2018/04/06追記)
と、ここまでは第5~6回と同様の仕様で開催されることを前提として
総選挙開催告知前に書いた記事なのですが、
第7回はデレステからも投票が可能になりました。
これによって大きく変わるのが2点。
・前提知識差の拡大
(『モバマスに投票しにきたならこれくらい知ってるだろう』というのが通用しない。
→コミュほとんどスキップして音ゲーとしてやってる人も大勢いる)
・デレステしかやらない人への恩恵の強化
(去年は楽曲総選挙のみで、上位の恩恵も開催当時不明瞭だった)
恐らくモバマスの総選挙に縁のなかった人にとって、
今回が初めての「自分の1票がアイドルの出番に繋がる」機会なのですが、
大多数はまずそこの理解以前にいると思われます。
A「よくわからないけど100票くらいもってる、特にこれってアイドルはいない」
↓
B「頼む、○○に票をくれ!」
↓
A「Bがいうなら入れてやるかー(100票ポイッ」
こういう光景が平然と見られると思われますので、
より関心の薄い層への訴えが重要になることが予想されます。
なので上記の新規への投票要綱の作成などの重要度が上がりました。
知名度の高いアイドル・性能の高いSSR持ちやダメガ・回復SR持ち・
初見の印象がいいアイドルに有利な一方、
まだ認知度の低いアイドル、初見では中々魅力に気付けないアイドルには
試練とも呼べる環境です。
表現としてちょっとアレですが、アイドルを語る際は
隣のクラスの友達を紹介するくらいのつもりで話す方がいいかもしれません。
(「○○の魅力は~」→「実は○○ってアイドルいるんだけど」くらいのノリ)
あ、規模の拡大から何かやらかした時の炎上の可能性・リスクも高まりました。
くれぐれも調子に乗らないよう。
・総選挙慣れしてない人が多い(経験者でも戸惑う)
・開催期間中のアイドルの出番の影響が強くなる
以上のことから、かつて性能差や見た目のウケが重視された
第1回の再来、と筆者は捉えています。
(追記ここまで)
5.Twitterへのツイートの落とし穴?(2019/04/13追記)
2018年の後半頃、ゲームからTwitterへ投稿する機能に制限がかかったようで
『ゲーム全体でのツイート数がTwitterの制限に達しているため、
ツイートすることができません。しばらく時間を置いてお試しください。』
と表示され、バレンタインデーなどにTwitterへ呟け無い不具合が相次ぎました。
現状このトラブルは解決されておらず(もともとスパム対策っぽいので致し方なし)
第8回総選挙においても環境に影響を与えるものと思われます。
例年に比べると投票ツイートが減ることが予想され、
「投票したよ!」と表明したくば制限をすり抜けるか
手動ツイートの必要が出ると思われます。
ゆえに、投票ツイートを元にした分析や企画については
第7回以前と同様に行えないということを予め頭に入れておくとよいかもしれません。
あと、総選挙の度に出現する「ツイートを集計して出口調査」みたいなアカウントは
即刻ブロックすることをオススメします。
集計方法を明示しデータとして有用性のあるものはともかく、
第7回の際は見かけるもの全てが信用ならないものばかりでしたので……
(追記ここまで)
終わりに
筆者がこれまで第1回~第6回総選挙を通して感じたことを
つらつら書いてみた次第ですが、いかがだったでしょうか。
「こんなの常識」「んなわけねーだろ」と思われた方もいれば
「全然知らなかった……」となった人もいるかと思います。
沢山書いたので不安に思ったらまるっと忘れて大丈夫です。
あれもこれもできる人はいません。
総選挙は楽しいお祭りであると同時に水面下で多くの情報が飛び交う、
人によっては戦場とも呼べる大舞台です。
輝かしい一面だけでなく、結果に一喜一憂し担当から離れてしまった人も見てきました。
ですが、「この子のために何かしてあげたい」と思う気持ちを
思い切り表に出せるのが総選挙です。
実際自身も竹達彩奈さんが4thで舞台に立った際、
「(最後のボイス無し担当だった)肇を同じ舞台に立たせたい」と一念発起し
去年の総選挙に挑みました。
結果念願叶ったものの、一回高くした意識が長いこと戻らなかったことも……
最後にもう一度。
アイドルマスターシンデレラガールズは
ゲームであり遊びです。
しかし遊びであるが故に本気にもなれます。
遊びであることを忘れた瞬間、シンデレラガールズはゲームでなくなってしまいます。
どうかそのことだけはお忘れなく。
楽しそうにプロデュースしてる人ほど耳を傾けてもらえるものですよ。
次の総選挙でどんなドラマが生まれるかわかりません。
それが華やかなものであってもささやかなものであっても、
Pの遊びが、本気がアイドルの輝かしい未来につながれば幸いです。
付録:便利なサイト一覧
(第6回シンデレラガール総選挙投票ツイート集計)
全自動でツイート集計したやつ
https://napoleon-blue.gitlab.io/hinaserver/
(素材収集全般)
アイマス シンデレラガールズ カードギャラリー
http://imas.gamedbs.jp/cg/
【モバゲー】アイドルマスター シンデレラガールズ 歴史資料館
http://imcgcollector.blog.fc2.com/
(モバマスのセリフ検索)
iM@S-CG Words Search (β)
http://icws.indigo-bell.com/
(アイドルの過去ユニット一覧)
https://imags-cg-unit.netlify.com/
(アイドルのdiscord情報)
アイドルサイトまとめ デレマス楽曲DB ふじわらはじめ
https://fujiwarahaji.me/dis-wiki/