10周年記念アニメーション「ETERNITY MEMORIES」元ネタ解説

※この記事は公開時点よりだいぶ加筆されています。

 参考:28日:4千文字 29日:1万2千文字 30日:1万4千文字

 完成:2万文字

 

 

この記事は2022年8月28日に先行上映された

10周年記念アニメーション「ETERNITY MEMORIES」(以下10thアニメ)の内容のうち

筆者が「このネタ気付くかな?」と思ったポイントをピックアップしたものです。

www.youtube.com

 

 

単独作品としては話が飛び飛びで分かりづらい内容になっていますが、

シンデレラガールズの10年をたくさん詰め込んだ作品です。

「うーん。よくわかんなかった!」で終わられるととても悲しい……

 

ということで、本編中のアイドルの組み合わせや小物など、

「これはなんなんだろう?」と思った方の助けになれば幸いです。

(組み合わせで特に書いてないものは「書かなくてもたぶんわかるじゃろ」

 と判断したか本当にわからなかったか既存の組み合わせでないかの3択)

 

お話全体の考察についてはメモ書きに書く程度であまりやらない予定です。

↑わりと自分の中でそれっぽい理屈ができてきたので、時々挟みます

このETERNITY MEMORIESという10thアニメが何なのかという所までは語りません。

強いて言うならばシンデレラガールズという作品、あるいは千川ちひろが見た夢」

なんじゃないかなと思っています(曖昧な表現

 

 

あ、先に10th千葉公演で公開されたCelebration animationで公開されていた

アインフェリアVSムスペルヘイム(モバマスでのユニット名:漆黒ノ華」パートは省きます。

www.youtube.com

 

※このブログで単純に「アニメ」という表現を使っている場合、

 2015年放送の方(いわゆるアニデレ・デレアニ)を指します。

 「ETERNITY MEMORIES」は10thアニメ。ややこしい。

 

※情報量が膨大になるので、カードの衣装単位の解説はしません。

 一部を除きほぼ全ての衣装に元ネタのカードが存在します。

 (裕美パートのアナスタシア達のように本人は着てない服などもある)

 

 

 

ーーーー

 

 

各パートまとめ(アイドルの初登場)

美波(FANTASY)パート 8名

 美穂、ありす、文香、藍子、夕美、菜帆、美波、蘭子

冒頭パート 26名

 あかり、あきら、りあむ、瞳子裕美、柑奈、詩織、飛鳥、舞、

 ライラ、悠貴、真尋、清美、志保、奈緒、由里子、ネネ、紗南、

 きらり、みちる、保奈美、雅、聖、卯月

卯月(MAGICAL)パート 9名

 凛、未央、美嘉、李衣菜、さくら、泉、亜子、聖來、菲菲

裕美(WISH)パート 20名

 美優、愛海、千鶴、美羽、美由紀、ゆかり、みく、紗枝、奏、輝子、

 アナスタシア、夏樹、加蓮、唯、留美、芳乃、清良、クラリス、楓、志希

きらり(GROW UP)パート 14名

 愛梨、莉嘉、千佳、メアリー、仁奈、みりあ、千枝、小春、雪美、薫、

 葵、桃華、若葉、杏

柚(HAPPY)パート 16名

 あずき、穂乃香、忍、裕子、あやめ、笑美、友紀、比奈、茜、ナターリア、

 智香、由愛、渚、加奈、麻理菜、千奈美

奈緒(DREAM)パート 12名

 瑞樹、惠、雪乃、朋、美世、亜季、愛結奈、夏美、洋子、有香、

 つかさ、泰葉

悠貴(MAERCHEN)パート 13名

 智絵里、雫、法子、響子、かな子、幸子、茄子、瑛梨華、芽衣子、真奈美、

 日菜子、フレデリカ、乃々

飛鳥(SOUL)パート 34名

 琴歌、七海、マキノ、美玲、むつみ、伊吹、早耶、美里、風香、蓮実、

 翠、美紗希、久美子、千夏、アヤ、あい、千秋、礼子、雪菜、亜里沙

 キャシー、里美、レナ、彩華、ケイト、そら、仁美、椿、くるみ、涼、

 まゆ、歌鈴、肇、ほたる

巴(BRAVE)パート 34名

 光、麗奈、珠美、早苗、拓海、春菜、里奈、梨沙、晴、頼子、

 都、イヴ、鈴帆、晶葉、周子、優、恵磨、星花、菜々、心、

 ヘレン、小梅、時子、こずえ、のあ、海、櫂、沙理奈、音葉、志乃、

 沙紀、礼、沙織、いつき

あかり(FUTURE)パート 4名

 凪、颯、ちとせ、千夜

8+26+9+20+14+16+12+13+34+34+4=190

(電卓叩きたい人用)

 

 

ーーーー

 

 

~~~~冒頭パート~~~~

 

 

刺繍封筒

元ネタ:デレステSSR演出

 備考:みんな大好きSSRが1枚以上確定で出る時の刺繍付き青封筒

    めっちゃ早く描かれる文字には「Akari Tsujino」と書かれていた

 

 

ーーーー

 

服部瞳子と関裕美

元ネタ:ユニット「クラベールツイン」

 

ーーーー

 

二宮飛鳥と有浦柑奈と瀬名詩織

元ネタ:ユニット「thinE/Dasein

 

ーーーー

 

福山舞と喜多見柚とライラ

元ネタ:ユニット「すのーまんず」

備考:柚はN+衣装。ライラは3周年、舞は4周年クリスマスガチャ。

 

ーーーー

 

乙倉悠貴と北川真尋

元ネタ:ユニット「ダッシュランナー」

備考:両方陸上部繋がり

 

ーーーー

 

冴島清美と槙原志保と村上巴

元ネタ:ユニット「フリソデフリル」

 

ーーーー

 

神谷奈緒と大西百合子(と荒木比奈)

元ネタ:ユニット「ゆりひな乙女」

備考:[オタク_is_LOVE!]神谷奈緒SR+背景で出演祝を出してるのは由里子

 

ーーーー

 

栗原ネネと三好紗南と新田美波

元ネタ:ユニット「サマーライブ」

備考:2012年モバマスの「アイドルサバイバルinサマーライブ」のイベントR組

 

ーーーー

 

大原みちると諸星きらりと西川保奈美

元ネタ:ユニット「レディー・ジュエリー」

備考:きらめきは永遠に♪トゥインクルジェムガチャのR組

 

ーーーー

 

島村卯月と月宮雅と望月聖

元ネタ:ユニット「ルーナフロース」

備考:3人とも名前に"月"が入る

 

 

 

ーーーー

 

 

~~~~MAGICAL(卯月)パート~~~~

 

 

デレパジ

元ネタ:ラジオ番組「デレラジ」シリーズ・「CINDERELLA PARTY!」

備考:城ヶ崎美嘉役の佳村はるか氏、渋谷凛役の福原綾香氏、島村卯月役の大橋彩香

   (だいふくむらとか呼ばれてた)「デレラジ」「デレラジA」にて

   2012年~2017年までメインパーソナリティを努め、以降は出演者不定となった。

   本田未央役の原紗友里多田李衣菜役の青木瑠璃子は2013年に

   「CINDERELLA PARTY!」番組開始当初からメインパーソナリティを継続している

   ためモバマスがサービス終了するとデレステより長寿コンテンツになる

   楽曲「Treasure☆」はその5人が作詞を努めている(名義がデレパジ)

   旗のふざけた模様はデレパのリアルイベントで作られた蝶ネクタイ

   デレステのゴキゲンPartyNightイベントは実質的なラジオコラボである。

   イカとタコがいるのは過去のデレパの公録イベント

   「CINDERELLA REAL PARTY 02~ケてる女としい録~」から。

ーーーー

 

 

フロントにタイヤのついた黄色い車(左下)

元ネタ:2019年ショートアニメ作品「スピンオフ」

 備考:銃で撃たれるし走りながらタイヤ交換されるし空跳んで次元を超えた

 

 

ーーーー

 

 

各LIVE公演の衣装達

左から

元ネタ:クリスタルナイトパーティ

 備考:アニメ「シンデレラガールズ」の2期オープニング衣装

    2015年 3rd LIVE ~シンデレラの舞踏会 ~Power of Smile~でも使用された

    デレステでは衣装チケットで入手・着用が可能

元ネタ:セレンディピティー・マーチ

 備考:5thライブツアー「Serendipity Parade!!!」で使用された衣装(デレステ未実装)

    [New bright stars]小日向美穂SRで卯月が着ている

元ネタ:ポップス・アンバサダー

 備考:7thライブツアー「Special 3chord♪ Comical Pops!」の衣装(デレステ未実装)

    comic cosmicイベントのSR+衣装

元ネタ:ドレスダウン・ダンサーズ

 備考:7thライブツアー「Special 3chord♪ Funky Dancing!」の衣装(デレステ未実装)

    ミラーボール・ラブイベントのSR+衣装

元ネタ:クリムゾン・ロッカーズ

 備考:7thライブツアー「Special 3chord♪ Glowing Rock!」の衣装(デレステ未実装)

    Unlock StarbeatイベントのSR+衣装

 

ーーーー

 

きらりんロボとグラッシーロボ

元ネタ:2016年 モバマス「鋼鉄公演きらりんロボ-襲来!コスメティア帝国-」

 2017年アニメ版シンデレラガールズ劇場「劇場版-決戦!グラッシー帝国-予告編 」

 備考:きらりんロボとグラッシーロボ、うさぎロボは

    「スーパーロボット大戦X-Ω(現在サービス終了済み)」に

    コラボ参戦を果たしている

 

 

ーーーー

 

 

純金のぴにゃこら太

元ネタ:デレステ2周年の抽選プレゼント

 備考:今頃どうしてるんだろうね

 

ーーーー

 

過去のコラボ作品達

左上→右上→左下→右下順に

 

元ネタ:カレーメシ

   (2018年 ポジティブパッションのアニメPVや楽曲「スパイスパラダイス」)

 

 

元ネタ:アニメイト店長のバイザー

    (2018年 地域別ご当地アイテム商品化総選挙での比奈のコスプレ)

 

元ネタ:ローソンコラボ衣装

    (ローソン系キャンペーンは2012年により不定期に行わているが

     衣装は2015年の装飾店舗キャンペーンのもの)

 

元ネタ:ニワトリのきぐるみ

    (ゾンビランドサガのアニメでフランシュシュが仕事をした際のもの)

 備考:このため10thアニメのクレジットに「ゾンビランドサガ制作委員会」の文字が

 

元ネタ:サッカーボール

    (2015年 サガン鳥栖コラボ)

 

元ネタ:タニタのデジタルクッキングスケール

    (2021年 タニタ×アイドルマスター

   備考:裏側なのでわかりづらい

 

元ネタ:太鼓の達人

    (2015年~ 太鼓の達人コラボの「ドンちゃん」)

   備考:デレステ以外に実機ともコラボした。

      モバマスでも3曲プレイできる

  

 

元ネタ:P@Lロゴと野球ボール

    (2017年 アイドルマスター シンデレラガールズ ×パ・リーグコラボ)

 備考:野球ボールは別件のソフトバンクコラボも兼ねてるかも

元ネタ:ピンク色の車

   (2016年 ドリフトスピリッツ×アイドルマスター シンデレラガールズ

 備考:色合い的に島村卯月SP?

 

元ネタ:無重力シャトル

   (2019年 ゆず×シンデレラガールズのコラボ楽曲)

   

 

元ネタ:ビィとアルバコアのぬいぐるみ

   (2014年~ グランブルーファンタジーコラボ「シンデレラファンタジー

    トカゲが「ビィ」マグロは召喚石「アルバコア」りんごはビィの好物)

  

 

元ネタ:DyDoのロゴ

   (2021年 ダイドードリンコ×アイドルマスター シンデレラガールズ

   備考:ラッピング自販機やキャンペーン等。モバマスではまさかのぷち衣装化

 

元ネタ:東急ハンズのロゴ

   (2015年 リアル346プロ「東急ハンズの舞踏会」)



ーーーー

 

 

過去のコラボグッズ達(伝統工芸)

左から

元ネタ:江戸切子

  (2015年 江戸切子 for 346PRODUCTION ※入れ物の箱も再現

   厳密なピンク色の商品名は「クリスタルガラス製オールドグラス(Cute)」)

元ネタ:備前焼

   (2021年 藤原肇の竹湯呑 ※入れ物の箱・冊子も再現

   備考:岡山県備前市伊部伝統産業会館1Fに執筆日時現在展示中

備前焼×藤原肇「竹湯呑」〜備前商工会議所さまコラボ〜 - 藤原肇情報Wiki〜はじめディア〜

元ネタ:萩焼

   (2020年 片口とぐい呑 ※漫画『After20』4巻限定品)

 

ーーーー

 

メディア作品のプロデューサー達

右から

元ネタ:2015年 アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」のプロデューサー

    備考:通称「武内P」

 

   :2016年~ 漫画「U149」のプロデューサー

    備考:通称「米内P」

   :2016年~18年 漫画「WILD WIND GIRL」のプロデューサー

    備考:通称「内匠P」

 

 左に見切れているのはノリ的にシンデレラガールズ劇場などに登場する喋らないP?

 (プレイヤーであるわれわれという解釈もアリかも。

  他には同じく顔の映らなかったアニメのまゆPとか)

 

ーーーー

 

どこかで見たことのあるポーズ

元ネタ:各初出カード

 備考:各メディア作品ではたびたびゲーム中でのポーズ再現が行われることがあり、

    有名なとこではアニメの2話の宣材写真の撮影シーンなど。

 

ーーーー



「魔法って何?」 ↑未央もN再現

元ネタ:アニメ「シンデレラガールズ」のテーマ?

 備考:10thアニメでの未央から「しまむーにとって魔法って何?」という問いかけ。

    シンデレラガールズの作品自体を象徴するキーワードとして「魔法」があるが

    アニメの卯月達は「魔法」について答えを出せず作品を終えることとなる。

    (TV放送最終話の25話ラストシーンは

    「魔法は本当にあるのか魔法は何なのかわからないけれど…」というくだり)

    この答え自体は様々な解釈があるため、各個人で答えを探してみて欲しい。

 

ーーーー

 

水木聖來と楊菲菲と村松さくらと大石泉と土屋亜子

元ネタ:2012年 モバマスの「アイドルLIVEツアーinUSA」のイベントメンバー

 備考:舞台は[ハートビートUSA]水木聖來+の再現

 

ーーーー

 

 

城ヶ崎美嘉島村卯月多田李衣菜三村かな子

渋谷凛本田未央城ヶ崎莉嘉小日向美穂

諸星きらり双葉杏神崎蘭子ら11名

元ネタ:2013年の『お願い!シンデレラ』発売記念イベント

 備考:池袋のサンシャインシティ噴水広場

    服装・人数もリアルイベントの参加声優の数を完全再現

 

ーーーー

 

渋谷凛本田未央島村卯月

元ネタ:2012年モバマスの「アイドルプロデュース the 2nd Anniversary」イベントR

 備考:全員に猫耳差分がある

 

ーーーー

 

 

~考察:MAGICAL(卯月)パートについて~

 初っ端からなんかいい感じにまとまったものの

 「正直何いってんだかよくわかんねぇな」と思った方も多かったのでは?

 筆者もだよ。

 

 推測にはなりますが、この作品における各パートは世界観、

 そもそものコンセプトが異なっており、このパートにおける卯月は

 「われわれのいる"現実"と境界が近い世界の人物」なのではないかと思います。

 卯月の歩く廊下にはCDのジャケットが並んでいるものの、

 特にこのアニメに合わせた絵でなく現実のジャケットそのままに飾られており

 ゲーム内のカードイラストが背景に映るなど、

 どこか別の世界のものが飾られてる風に感じます。

 (アニメ14話ではGOIN'のCDジャケットが映る場面があるがあれは元々アニメ絵)

 コラボグッズのように現実にもゲーム内にもあるもの、

 「Tresure☆2017」のようにリアルの年数描写があること(ゲーム中ではまずない)

 ラジオやリアルイベントネタが入るなど、このパートは非常に現実絡み感が強い。

 また、確実に存在したエピソードが集まっているのも特徴です。

 

 反論するならUSAツアーや2ndアニバアイプロなどメタでないネタも入ってるものの

 その辺は全体的にネタが2012-13年あたりに集中しているのも引っかかるところ。

 

 

ーーーー

 

 

~~~~WISH(裕美)パート~~~~

 

 

桜花姫城学院

元ネタ:ない

 備考:コンダクターの説明にあったが、この作品中の世界描写は

  『特別な魔法がかけられた遊園地ですので皆様の思い出とはちょーっと違うかも』

    と言う通り、ほぼ元ネタとなる世界とは異なる。このパートでは

    HARURUNRUN、あいくるしい、Secret Mirage等がごちゃまぜになっている。

    ちなみにHARURUNRUN本編の学園名は「私立聖(セント)キャッスル女学院」

 

ーーーー

 

特定の人に聞こえる芳乃の声
元ネタ:Pの幻聴(元ネタ?)

 備考:芳乃にまだボイスが実装されていないころ、

    本人の神秘性も手伝ってかプレイヤーの間で「よしのんの声かわいいよな」

    のようにあたかも芳乃の声を聞いたような幻聴ネタが多く見られた。

    当然ボイス実装後はほぼ見かけなくなった。

 

ーーーー

 

ガラスの向こうに閉じ込められる少女

元ネタ:Secret Mirage2DリッチMV

 備考:Rêve Purのうち1人が入るところまでは元ネタ通りだが、

    10thアニメでは紗枝でなくゆかりが閉じ込められている。

    ちなみにこのゆかりは[さざ波の花嫁]SSRでなくモバマスの[誠実な花嫁]SR+

 

ーーーー

 

Stay away

元ネタ:モバマスの2016年エイプリルフールイベント「ドリームステアウェイ」?

 備考:ドリームステアウェイの主演は小日向美穂・森久保乃々・姫川友紀であり

    ”アイドル”の存在やほぼ全ての登場人物は映像のそれとは異なる。

    が、「参加者同士で争い1人1人"失踪"していく」「非日常化してく日常」

    「シンデレラを目指す」「学園を舞台に戦う」

    といった雰囲気には既視感を感じるものがある(向こうでは「転校」表記)

    ドリームステアウェイの戦い自体複数行われているという設定があり

    元ネタとも言い切れないが関係ないとも言い切れない微妙なところ。

 

ーーーー

 

 

ーーーー

 

~考察:WISH(裕美)パートについて~

 このパートで印象的なのが、裕美の「私の知ってる歴史と違う…」という発言。

 不思議空間ではあったものの史実に反する要素はなかった前パートと異なり

 裕美の言う通りこの話は例え古参であってもわれわれの記憶にないことだらけ。

 (彼女がHARURUNRUNイベコミュを経験したアイドル関裕美なのか

  HARURUNRUNのドラマの世界の中の裕美なのかは不明)

 様々なイベントコミュを下地・ミックスしつつ咎姫(永久姫?)芳乃や虚無姫志希など

 オリジナルの話を多分に盛り込んだ展開は公式再現というより

 どことなく二次創作を思わせる気がします。

 最後に裕美の願った内容の他、われわれユーザの

 「こんな話があったら面白いな」のWISH(願い)の意味も入っている可能性。

 強いていえばアインフェリアVSムスペルヘイムのシナリオにノリは近い。

 

 

 

ーーーー

 

 

~~~~GROW・UP(きらり)パート~~~~

 

 

とときら学園

 元ネタ:2015年 アニメ「シンデレラガールズ」内の番組

  備考:アニメ中盤にてほとんどの計画を白紙にされたプロデューサーが

     企画したバラエティ番組で、十時愛梨諸星きらりが司会を務める。

     円盤特典の26話では海でのロケなども行っている。

     なお武内Pの意図とは無関係に番組ゲストの制服が

     年齢問わず園児服で固定される一部の方大歓喜事故が発生している。

     元ネタ側では杏や笑美など高校生も園児服を着せられていたが、

     若葉さん(20)はよく見るとゲスト枠であることを強調している。

 

ーーーー

 

龍崎薫と日下部若葉

元ネタ:ユニット「わん・わん・お~☆」

 

ーーーー

 

城ヶ崎莉嘉諸星きらり赤城みりあ

元ネタ:ユニット「凸(でこ)レーション」 これでは凹レーションである

 備考:アニメ発のユニットだが、後にモバマスなどにも逆輸入された。

    当然アニメ中できらりがロリ化する話などない。

 

ーーーー

 

美城常務(専務)

元ネタ:2015年 アニメ「シンデレラガールズ」の登場人物

 備考:2期からの登場人物で、デレステしかやってないと

    「限定ミッションで報酬くれるおばさん」とよく言われる。

    アニメ本編では終始険しい顔をしており、このような表情は貴重。

    視聴者の間で常務と専務で呼び名がブレるのは最終話で昇進したから。

 

ーーーー

 

今西部長(右)

元ネタ:2015年 アニメ「シンデレラガールズ」の登場人物

 備考:武内Pにアドバイスを送る中年の男性。

    ちなみに美城専務と今西部長と武内Pは

    DVD特典のルームアイテムでデレステにも現れる。

 

吉澤記者(左)

元ネタ:アニメ『アイドルマスター』シリーズに登場する雑誌記者

 備考:アイマス本家である765や、SideMのアニメにも登場する人物で

    実は2011年からとシンデレラガールズの誰よりも初出は早い。

 

 

ーーーー

 

 

~考察:GROW・UP(きらり)パートについて~

 「とときら学園」「武内Pと今西部長と美城専務」

 2015年に放送したアニメ「シンデレラガールズ」固有の設定であり、

 暗に「このパートはアニメの世界観の話です」と示す描き方だと思います。

 ※キャラはデレステやLIVEでゲスト出演することもあるが明確な設定はない

 

 ただ同時にアニメのリアル系世界観ならばありえない

 「突然きらりが小さくなる」「そしてそれに対し誰も疑問を抱かない」

 という不思議現象も発生しており、単にアニメと同一の世界というよりは

 アニメの世界観に限りなく近い世界が表現としては正しいのかなといった印象。

 まあコンダクターの言う「ちょーっと違う」くらいならこんなところかなって。

 

ーーーー

 

 

~~~~HAPPY(柚)パート~~~~

 

 

堀裕子と浜口あやめ

元ネタ:ユニット「サイキックエナジー

 備考:漫画「あんさんぶる!」37話の組み合わせでもある

 

ーーーー

 

回答に「酢こんぶ」

元ネタ:[ひらめき☆アンサー]喜多見柚SR+

 備考:元々何の問題に対しこの回答を出していたのかは不明。

    後にアニメシンデレラガールズ劇場やそのCMでも同様のネタを繰り出すが

    実際に酢こんぶが回答になる問題が出されたのはせいぜい1度しかない。



ーーーー

 

「ぐさーっ!」「ぴにゃこら太ー!!」
元ネタ:シンデレラガールズ劇場第251話「3人で編み物」

 備考:編み物中のいたずらで柚がぴにゃこらたのぬいぐるみを刺す振りをした話。

    のちにぴにゃの出番が増えたこともあり、対ぴにゃ特攻戦術として

    アニメシンデレラガールズ劇場、果てはグラブルでもネタになった。

    というかぴにゃこら太の存在自体フリスク(穂乃香)から始まった産物である。

    ちなみにぴにゃのかき氷風アイスは実在してた(東京ミステリーサーカス絡みで

    なお、このカットは3周目で各メンバーの表情が変わる。ループに気付いた?

 

 

ーーーー

 

超セクシー大作戦

 元ネタ:シンデレラガールズ劇場第537話などの流れ

  備考:実際のカードのイラストでは実現しなかったが、

     劇場内にてフリルドスクエアで足上げポーズの特訓をする流れがある。

     柚いわく「あわあわウッフ~ン」 なおこの後失敗するのは元ネタ通り

 

ーーーー

 

日野茜と若林智香と姫川友紀

元ネタ:ユニット「チアフルボンバーズ」

 備考:衣装はゲーム準拠でなくデレステ5周年カウントダウンイラストのもの

 

ーーーー

 

今井加奈と沢田麻理菜と小室千奈美

元ネタ:ユニット「フレッシュアスリーテス」

 備考:2012年の運動会ガチャのメンバーのユニットで

    特定の組み合わせを指す固有の名称ではない

 

 

沢田麻理菜とナターリア

元ネタ:ユニット「カーニバルダンサーズ」

 

ーーーー

 

フリルドスクエアのパスケース
元ネタ:[フレンズホリデー]喜多見柚Rで柚が買ってきたもの

 備考:2022年のモバマスのイベント「アイドルプロデュース

    青春大作戦☆フリルドスクエアのプリズムファンフェスタ」でも

    アイテムとして登場する。

    なお柚役の武田羅梨沙多胡氏はこれらパスケースを自作している。

 

 

 

ーーーー

 

~考察:HAPPY(柚)パートについて~

  前2パートとは異なる大元のシナリオが存在しないパート。

  エンドレスエイトハルヒコラボとか言うな。

  モバマスでもデレステでも夏休みや夏祭りを取り扱ったイベントはあるものの

  柚はそれらへの参加経験が薄く、

  裕美のHARURUNRUN、きらりのアニメに相当する元ネタがない。

  (水着など衣装の元ネタ自体はあるが、同イベ同ガチャで共演したものではない

   逆に4人共演した「青春大作戦☆フリルドスクエアのプリズムファンフェスタ」

   「第9回アイドルLIVEロワイヤル」といった再現はむしろ避けてる気がする)

  というより上述のネタで柚・フリスク絡みが多く上がっているように、

  柚個人の記憶や願望が反映された世界といった印象。

 

  かなり強引なこと書くと、画面に映る人物も

  Bom Diaのナターリア・あやめ、ダイアモンド・アテンション組の笑美、

  TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!組の茜と友紀、友達の唄を一緒にカバーした裕子、

  第6回総選挙組の同期比奈など柚を追ってると自然と視界に入る面々も多いです。

  (※当然柚との絡みがさっぱり思いつかない子も結構いる)

 

 

 

ーーーー

 

 

~~~~DREAM(奈緒)パート~~~~

 

 

蒸機公演

 元ネタ:2018年 モバマスのイベント「蒸機公演 クロックワークメモリー

 

 このパートは他の場面とやや毛色が違うため、通しの解説を行う。

 公演の内容に踏み込んだネタバレを記載するため注意。

 

 蒸機公演は劇中劇の一つで、汚染・荒廃した地上から避難した地下都市民達の物語。

 モバマスで行われたイベント内ではオートマトン"ヤスハ"の自我の芽生え、

 地上を目指すメカニックのヨーコやレジスタンスのナオ、

 地下都市の統制を行うセントラル側のユカなどの戦いが描かれる。

 

 その結末はヤスハ達の勝利という形で終わるのだが、

 他のパートは概ねゲーム等と直接繋がらない10thアニメにおいて、

 ほぼ原作の続編と見て差し支えないレベルでゲームとの整合性が取れている。

 (地上で復興活動を続けて地下にいないヤスハ、

  病に倒れたヨーコ、戦闘スタイルをスチーム=テからカラ=テに改めたユカなど)

 また登場人物もゲーム中で敗北を認めていなかった次席蒸貴管ミズキや

 レジスタンスに協力的な商会長ツカサ、遺跡探索チームやレジスタンスなど

 単一イベント内の登場人物で完結しているのも逆に異質。

 

 

 

 

ミズキのデビルガンダムコアメタル化合体やヨーコの銃を受け継いだナオ、

ゲーム中で機能停止したエンフォーサー(※ヤスハの量産型モデル)の再稼働は

完全にオリジナル要素だが、文字通り劇場版蒸機公演とでも呼ぶべき内容に

多くのPが驚かされることとなった。

他のパートでは最後の場面で集まる面々がシンデレラメモリーを発見しているのだが

このパートに限っては戦った奈緒でなくヤスハが発見している点もまた異なる。

この世界における真の戦いはここにあったとでも解釈すべきか。

 

  備考:あ、ヨーコはこのあと子孫残しました(正史

     (蒸機公演はエピローグで遥か未来の描写があるため、

      厳密にはこのパートは続編でなく中間エピソード的なもの)

 

ーーーー

 

わかるわ

元ネタ:2012年 シンデレラガールズ劇場7話

 備考:元々はパジャマ女子会で16~20歳の会話に混ざったアラサーの迷言だったが

    ソロ曲の歌詞にも採用されたり本人も時折ネタに使ったり

    Pの間でも「わかるわ」が大流行をした結果、

    派生として「わからないわ」「はやいわ」など今なお残っている。

    「ユカ…私には…貴女の理想が…わからないわ!!絶対狙ってる。

 

 

ーーーー

 

 

~考察:DREAM(奈緒)パートについて~

 大半元ネタの方で語ったのであまり書くことがないんですが、

 きらりパートがロリ化という要素で元ネタのアニメと分岐したのに対し、

 こちらのは元ネタと明確に世界が違うと言い切れる要素がないのが特徴。

 

 また、このパートの「DREAM」だが蒸機公演ラストにはこんな台詞がある。

 どう解釈するかはお任せします。

  

         

 

 

ーーーー

 

 

~~~~MAERCHEN(悠貴)パート~~~~

 

 

岡崎泰葉→森久保乃々と乙倉悠貴

元ネタ:[困惑の小リス]森久保乃々SR+のメンバー?

 備考:パート跨いでるけど思い出したので入れてみた

 

ーーーー

 

美味しいから大丈夫だよ♪

元ネタ:2015年 アニメ「シンデレラガールズ」6話の発言

 備考:元々台本になかったセリフで三村かな子役の大坪由佳氏のアドリブ。

    ただかな子のお菓子好きとアバウトな一面から一躍名台詞と化した。

    10thアニメでは家事好きの響子と一緒に言い放った。

    このカットの前で写ってるkyocolateってなんですかね……

 

 

猫耳カボチャランタン

元ネタ:[自称・魔法少女]輿水幸子SSRの背景

 備考:カワイイ

 

ーーーー

 

閑話休題 元ネタと微妙に違うとことか

[ラブ・モゥ・スイート]及川雫SSR+には牛耳はない。動物の世界的な設定?

 

[幸運の使い魔]鷹富士茄子SR+にあった方のシースルーがないので露出度UP

 

[パンジーズフェアリー]喜多日菜子SR+に羽の表現はない。が妖精っぽいので○

 

ーーーー

 

うえきちゃん

元ネタ:2016年 髙野麻美氏が書いたアレ

 備考:ニコニコ生放送デレステNIGHT」内のルームアイテムコンペにて爆誕

    なんともいえない虚無顔が受け、妙な存在感を獲得していった結果

    プリコネコラボではボスに抜擢された。なお髙野麻美氏からの扱いは雑である

 

ーーーー

 

夜空の星々と動物たち

元ネタ:[星降る森のおとぎ話]森久保乃々SSR+の背景

 備考:元ネタのカゴには星が詰まっているが、こちらのカゴは空っぽである。

    ↓のイラストにウサギはいないが、[おどおど狩人]SR+のウサギか?

 

 

ーーーー

 

カボチャの王子

元ネタ:かぼちゃ姫の2DリッチMV?

 備考:乃々の参加曲でもある。満月要素はこっち? おなかいっぱい

 

の の

 ヮ

 

 

ーーーー

 

~考察:MAERCHEN(悠貴)パートについて~


 メルヘンの文字通り、ハロウィン系のカードやSweet Witches' Nightなど

 おとぎ話的な世界観を混ぜたパートであり、毛色としては裕美パートに近い。

 部分的にはモバマスの魔界公演のテイストもあるかも。

 ただし悠貴がハロウィン系の物語にメインで参加したことがないので

 そういう意味では柚パート寄りな気がします。

 (※悠貴の参加するハロウィンコードイベコミュに劇中劇要素はない)

 

 また、裕美パートは愛海・ゆかり・輝子・みくと

 HARURUNRUNイベントコミュのメンバーが全員揃っていたのに対し、

 こちらのパートではどれか特定のイベントメンバーが揃っているということがない。

 

 

ーーーー

 

 

 

~~~~SOUL(飛鳥)パート~~~~

 

※このパートはユニットと衣装の解説が同時に入ることが多いです

 ユニット解説がなかったらなかったかわからなかったんだなと思ってください。

 わかりづらいので衣装は一部卯月パートから再度コピペ。

 

見覚えのあるテント

元ネタ:LIVE Carnivalイベントのユニット編成のテント

 

ーーーー

 

ワンダフルマジック

 元ネタ:2014年 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!の衣装(デレステ未実装)

  備考:琴歌と他2名で色が違うが、ジャケットがリバーシブルになっており

     表がモバマスの同名SRシリーズ、裏がパンフの絵と同じ。衣装自体は同一。

     旗はLet's Sail Away!!!3DMVの再現。

     ちなみに七海の登場は1stLIVEの1ヶ月前である。ユニット名はまだない。

  美玲の前のモニターのロゴも1stLIVEのものである。


ーーーー

 

氏家むつみと小松伊吹と松原早耶

パーティーマジック

ユニット元ネタ:「オマツリカラーズ」

  衣装元ネタ:2014年 2ndLIVE PARTY M@GIC!!の衣装(正確な衣装名は不明。

   モバマスでは「パーティーマジック・アリス」名義のぷち衣装。デレステ未実装)

   衣装備考:ジャケット有りなしの着方があり、画像やぷち衣装はなしVer

        画像検索ではよく有りVerの方が引っかかるので注意。

 


ーーーー

 

 

ステージ上の大きな時計

クリスタルナイトパーティ

元ネタ:2015年 3rd LIVE ~シンデレラの舞踏会 ~Power of Smile~の映像演出

 備考:10thアニメでは実際にある舞台装置として描かれている。

衣装元ネタ:クリスタルナイトパーティ

   備考:アニメ「シンデレラガールズ」の2期オープニング衣装


ーーーー

 

閑話休題 一部元ネタっぽいなあと思うポーズ

 

[ヴァン・ドゥ・リベルテ]間中美里SSR

 

脇見せのポーズ[舞台上のエレガンテ]松山久美子SSR

 

[ほわあまプリンセス]榊原里美SSR+、[華麗なパピヨン]岸部彩華+

レナさんはよくやる角度だけど特定できない……(トランプなければSSRが近いか

 

[ぷるんぷるんB.B]大沼くるみSR+

なんかこの仁美は幸子のポーズに近い何かを感じる。

 

ーーーー

 

相川千夏と桐野アヤと東郷あいと黒革千秋と高橋礼子

元ネタ:ユニット「レッドバラード」

 備考:各ポーズは初出のN+準拠(いわゆる初期衣装ユニットの1つ)

   特徴的なお城風の枠組みの元ネタは2016年の4thLIVE TriCastle Story

   アクロス・ザ・スターズ衣装なのはデレステ1周年に合わせた開催だったため。

 


ーーーー

 

 

井村雪菜と持田亜里沙とキャシー・グラハム

セレンディピティー・マーチ

ユニット元ネタ:ユニット「オータムコレクション」

 備考:モバマスのこころ色づく秋物語ガチャのR組(もう1人は吉岡沙紀が該当)

衣装元ネタ:5thLIVEツアー「Serendipity Parade!!!」で使用した衣装(デレステ未実装)

 備考:旗は各公演のオープニングアクトで振られたもの。

 

ーーーー

 

 

榊原里美と兵藤レナと岸部彩華

ブランニュー・シーズンズ

ユニット元ネタ:Ms.バタフライ

 ユニット備考:全員イラストに蝶か蝶モチーフがある(↓の画像では里美以外見えない)

 衣装元ネタ:2017年 6th Anniversary Memorial Partyの衣装(デレステ未実装)

       ※ライブパートはあるが全7曲と少なく、6thライブとは別件

       また、2018年の台湾Initial Mess@geでも同衣装が使用されている。

       ゲーム中では恋が咲く季節のイベントSR衣装で5人が着ている。

       極めて分かりづらいがバッジの色で地味に属性色が分かれてたり。

 

ーーーー

 

LIVE会場に馬車

ケイトと野々村そら

元ネタ:LIVEで実際に使用された会場を巡るロッコ馬車

    2018年の6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!の再現である。上下にも動く。

    イリュージョニスタの3DMVなどでの演出がこれに近いか。

    なお2人がSSR衣装を着ているのは元ネタのLIVEが全員個別衣装だったから。

ユニット元ネタ:まるちりん☆がーる

 

ーーーー

 

 

会場にミラーボールとDJブース

元ネタ:2019年のSpecial 3chord♪ Funky Dancing!の舞台設備

    Special 3chord♪は3つのライブでそれぞれ別場所での開催だが

    画像の会場はFunky Dancing!のもの。

    なおDJぴにゃは実際にLIVEに登壇しているが、さすがに他2匹はいない。

    (黒ぴにゃきぐるみは4thLIVE会場にはいた)

    やけに本格的なDJ機材はサプライズ登場したDJ KOO氏が実際に使用した。

    

ーーーー

 

丹羽仁美と江上椿と大沼くるみ

ユニット元ネタ:「サマー・アルバム」

衣装元ネタ:ポップス・アンバサダー

 備考:7thライブツアー「Special 3chord♪ Comical Pops!」の衣装(デレステ未実装)

元ネタ:ドレスダウン・ダンサーズ

 備考:7thライブツアー「Special 3chord♪ Funky Dancing!」の衣装(デレステ未実装)

元ネタ:クリムゾン・ロッカーズ

 備考:7thライブツアー「Special 3chord♪ Glowing Rock!」の衣装(デレステ未実装)

 

ーーーー

 

コネクテッド・パラレル

元ネタ:2020年 9th Anniversary Memorial Partyの衣装

 備考:デレステでは2021年に有償衣装で販売

 

 

ーーーー

 

~考察:SOUL(飛鳥)パートについて~

 歴代のLIVEを追体験という内容ですが、

 同じくリアル絡みの卯月パートとは違いこちらは最後のほたるを除いて

 全てのシーンが実際に行われたLIVEの参加者と異なります。

 リアル寄りのIfとでも表現しましょうか。

 

 メインどこでは2018年のSS3A(Live Sound Booth♪)が飛んでますが、

 SS3Aの実質テーマ曲であるガールズ・イン・ザ・フロンティアが流れているため

 美玲と飛鳥達自身がSS3A担当なのかも?

 ネクスト・フロンティア衣装は着てないけど。

 

 

ーーーー

 

 

~~~~BRAVE(巴)パート~~~~

 

 

「楽しみにしてたぜ…この"瞬間"をよォ!!」

元ネタ:漫画「特攻」の拓?

 備考:よく拓海(とは関係なくてもガチャ更新の時とか)に見かける画像

    独特の言い回しなので書いてみたが、もし台本とかが公開されて

    瞬間という漢字にときというルビが入ってたら意図的なやつ。

 

ーーーー

 

古澤頼子と安斎都

元ネタ:ユニット「ディテクティブヴァーサス」

 備考:ヒーローヴァーサスと同じくヴァーサスの名を持つユニット(初出は同イベ)

    衣装はJust Us Justice系のオリジナルだが、帽子は

    [博識子女]古澤頼子SR+、[探偵アイドル都の事件簿]安斎都SSR+が元

 

ーーーー

 

ダークシュガー・ダークウサミン

元ネタ:凸凹スピードスターイベントコミュ

 備考:ダークじゃない方とは立ち位置が逆である。

    USAロボはたびたび菜々・晶葉のカードに出るがSGAロボはオリジナル要素。

 

 

ーーーー

 

 

~考察:BRAVE(巴)パートについて~

 

 元ネタ解説短っ!ってなったかと思うと思われますが

 概ねバーニングバスターズとBAD BEASTの対決と

 非ユニットな組み合わせの単発アイドル達の登場なので

 この記事では解説することがなかったのです……

 (各カード元ネタも解説しようとすると記事の画像量が倍になる)

 ロケ地はかなり特撮系あるあるなとこが選ばれてるらしいですが

 その辺も専門の方にお任せします……

 

 テイストとしては冒頭のヴァルキュリアVS漆黒ノ華のような対決IF。

 カード絵再現して並べてるだけなのに怪人役に事欠かないアイドルゲーム。

 

 

 

ーーーー

 

 

~~~~FUTURE(あかり)パート~~~~

 

 

例のポーズ

元ネタ:OTAHEN アンセムの3DMV

 備考:詳しく書きとうない。

 

ーーーー

 

見覚えのある背景

元ネタ:デレステのいつもの画面

 備考:後述の特訓ネタを考えるならデレステ版の特訓の場面なのかもしれない。

 

ーーーー

 

りんごろうのキグルミに入るあかり

元ネタ:デレステのメモリアルコミュ1

 備考:Pにファスナーを下ろしてもらう場面まで再現

 

ーーーー

 

自分と向き合う

元ネタ:モバマスでの特訓システム

 備考:デレステでは親愛度MAXのアイドルに特訓アイテムを使用することで

    特訓後の状態にすることができるが、

    モバマスでは同じカードを2枚消費することで特訓後になる。

    (同時期のソーシャルゲームにおける「覚醒」や「進化」等に該当する)

 

    「どう?自分自身と向き合えた?」という未来のあかりの台詞は

    この特訓時の「特訓で自分自身と向き合おう!!」が元ネタ。

    また、背景にもモバマスの画面同様星や円があるのがはっきり分かる。

 

 

ーーーー

 

~考察:FUTURE(あかり)パートについて~

 

 パート中通してあかりが未来のあかりと自問自答(?)する内容になっており、

 2018年以降登場の7人しか登場せず且つあかり以外は回想でしか出てこない。

 モバマスデレステの背景が共存してるあたりも不思議な空間。

 

 未来のあかりの衣装は[はじけてサマーアップル]SSR+にやや色合いは近いが

 やはりオリジナル衣装のため、おそらく今後登場する未来のカードなのでしょう。

 未来のあかりが過去の自分を「おきらく」と称したのは

 自身のストーリーコミュなどでの経験を踏まえてでしょうか。

 あるいは今後モバマスに待ち受ける未来について知らないからか。

 

ーーーー

 

 

 

~~~ラスト(EVERLASTING)パート~~~

 

美城(346)プロ

元ネタ:アニメ「シンデレラガールズ」における事務所の設定

 備考:「じゃあ346プロってわからないの!?」と言うきらりに対し

    卯月と美波はわからない旨の返答をしている。

    非常にややこしい且つ重要な話なので詳しく解説する。

    モバマスにおけるプロダクションは他のゲームでいうギルドのような

    ユーザが結成する団体の機能であり、ゲーム全体共通の名称設定はない。

    (当時のユーザが主流のプロダクションの規模は765由来の小規模なもの)

 

    ただし2015年放送のアニメではある程度まとまった設定や背景、

    且つ183人(当時)が全員所属しても違和感のない規模の事務所が必要となり

    そこで生まれたのが巨大プロダクション346プロである。

    この346プロ自体はアニメ固有の設定で、

    デレステには建物の規模が流用されている。

    (アイマスの全作品のゲーム中において346の名が出たことはない)

    しかし時々背景に346の字が登場していたり

    初期のデレステのコミュはアニメを意識した要素が多かったり、

    アニメの武内Pの担当するシンデレラプロジェクトのマークが

    後にシンデレラガールズ全体のロゴとして扱われたりと(ただの先行採用かも)

    しばしばデレステの世界=アニメの世界と同一視されがち

 

    またアイマスの他作品と並べた時に本家なら765プロ、DSなら876プロ

    SideMなら315プロシャニマスなら283プロ、765のライバル961プロなど

    シンデレラガールズのみこれらに相当するプロダクションがなかったことから

    公式番組などでも便宜上たびたび346プロがデレの呼び名として使われる。

 

    まとめると、346プロとは

     A.アニメにおけるプロダクションの設定

     B.1から転じてシンデレラガールズ全体を指す言葉

    の2つの意味を持つ言葉あり、10thアニメにおいてはAで使っている。

 

    つまり「10thアニメのきらりはアニメ世界の出身であり、

    きらりと同じくCPに所属していた卯月と美波はアニメ世界の出身ではない

    ということが伺える発言である。

    (アイマス作品自体がゲームごとに違うパラレルワールドという考え)

 

 

ーーーー

 

EVERLASTINGのLIVE

元ネタ:EVERLASTINGの3DMV

 

 

 備考:よく見ると虹色の丸いアレはスターシャインである

    ドアじゃなくて天井かな

 

 

ーーーー

 

 

神崎蘭子と海老原菜帆と小日向美穂

シンデレラ・コレクション

ユニット元ネタ:漆黒ノ華

 ユニット備考:記事ではカットしてしまった冒頭でアインフェリアと戦っていた。

        「魂は私達がちゃんと導くからね」

        と戦死した4人が言っていたからのここでの再登場だろうか。

衣装元ネタ:アイドルマスターシンデレラガールズの10周年衣装。

 衣装備考:全衣装に190名それぞれの意匠のデザインが織り込まれており、

      デレステの3Dモデルではその詳細が確認できる。

      モバマスでは全ぷち衣装に固有フレーバーテキストが盛り込まれている。



ーーーー

 

 

190名のアイドル

元ネタ:アイドルマスターシンデレラガールズ

 備考:星1つに18の○があり、それが10個。ステージ上の10名と合わせ190

    かけがえのない大切な星々。

 

 

ーーーー

 

 

0時1分を指す時計

元ネタ:LIVEの閉幕の演出?

 備考:LIVEではたびたびラストの曲の後、演者退場後のモニターに

    12時を指した時計が現れ、アンコール後に時計が動く演出がある。

    この後のユニット名募集中の新曲イントロはアンコールに相当する?

 

 

ーーーー

 

 

 

元ネタ解説は以上となります。

ここから先は作品全体に関する考察、及び感想パートとなっているため、

元ネタを見に来た方はここでお疲れさまでした。

お暇のある方はもう少しだけお付き合いください。

 

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

 

ーーーー

 

 

~考察・感想:10周年記念アニメーション

      「ETERNITY MEMORIES」~

 

いかがだったでしょうか。

約16000字にもなる文章と10thアニメ内・ゲーム等の膨大な画像達。

ですが、ちひ…コンダクターの言葉を借りるのであればこの記事は

『数多あるシンデレラガールズの世界のほんの一部でしかありません』

沢山ある衣装の数々も、ユニットも、楽曲も、物語も、現実での出来事も。

とてもこの50分間では説明しきれるものではありません。

 

FANTASY(幻想)、MAGICAL(魔法)、WISH(願い)、GROW UP(成長)、

HAPPY(幸せ)、DREAM(夢)MAERCHEN(空想)、SOUL(魂)

BRAVE(勇気)、FUTURE(未来)

どれも個性豊かなシンデレラガールズの物語には欠かせない要素です。

ところで、これらにはもう一つの意味を感じます。

それは創作や世界観創造へのスタンス。

 

振り返ってみてください。こんなことを考えたことはありませんか?

『あのユニットとこのユニットが戦う架空戦記

『アイドル達と同じ見た目の少女たちが暮らす魔法の世界』

『メタネタを喋りまくるアイドル達』『僕が作ったオリジナルユニット』

『あの公演の続きがあったらこんな物語になるかも』『あの娘を救いたい』

『もしこのライブにあのアイドルが出演していたら』『俺の作ったセットリスト』

 

「私だけの物語」

 

10thアニメは過去の場面を完全再現するような内容ではありません。

コンダクターの言う「Ifであり、Another」でした。

つまりどこかの誰かが考えたであろう夢の記憶の一部を巡る旅だったのでしょう。

様々な夢を見せた後、コンダクターは問います。

 

「『未来は決まっていない』『未来の可能性は無限大』よく使われる言葉です」
「では"過去"はどうでしょう?」

 

シンデレラガールズの過去、それはモバマスでありアニメでありデレステ

漫画や現実のLIVEなど、これまで辿ってきたあらゆるコンテンツ。

それらが存在した事実こそ変わることはありません。

 

「はたして過ぎた時間は確定していると言い切れるのでしょうか?」
「いいえ♪ 過去だって決まりきっていません」

 

ですが、「私だけの物語」においてはどうでしょうか。

新しく出てきた設定によって自分の中のキャラクター像が変わるかもしれない。

逆に新しく出た設定が受け入れられず過去が確固たるものになるかもしれない。

この話面白いなと思ったことが組み込まれるかもしれない。

逆に自分の中にだけあった記憶が公式で実現するかもしれない。

 

「観測者の記憶と想いの数だけ可能性があり、過去の世界すら変化し続ける」

「Ifであり、Another。多次元であり無限。未来と過去の双方向に永遠なのです」

 

コンダクターの言葉、10thアニメは「あなただけの物語」への肯定である。

筆者はそのように感じました。

「例えこの先公式が、他の誰かがなんと言おうと

 あなたが積み重ねた思い出と世界は否定できない、否定してはいけない」のだと。

 

 

ーーーー

 

 

2022年8月8日、筆者や同僚達にとって非常に悲しいことが起きました。

2011年よりサービス開始したmobageアイドルマスターシンデレラガールズ

モバマスのサービス予定のお知らせが告げられたのです。

衰退はしながらも心の中ではずっと続くと思っていた古きゲーム。

告知を見た瞬間足が震え、夜にニコ生で誇張なしに1時間泣きながら喋ってました。

2012年2月末からほぼ毎日モバマスを続けてきた筆者の心には

モバマス型の穴が空いて、この先一生ピタリとは埋まらないのだと思います。

 

 

それでも今年はデレステのカウントダウンイラストを全てモバマスネタにしてくれたり

10周年LIVEにはモバマスの要素も取り入れられ、

EVERLASTINGという最高の曲や2DリッチMVまで用意してくれました。

10thアニメはそんな”過去”になりゆくモバマスへ捧ぐ祈りでもありました。

「続いて欲しいという願い」「過去への固執」「あったかもしれない未来」

同じくモバマスに対し強いこだわりを持つ人の中には、本編での台詞が

自分や、終わりゆくモバマスへの語りかけに聞こえた人もいたのではないでしょうか。

 

「心は……いつも一緒!」

 

「ここの色んな思い出に触れてみてどう思った?」

 

「華は永遠に散らずキレイなままがいいでしょ」

「確かに華は永遠じゃない、散るよ! でも……」

 

「みんな、ぐんぐん成長してる♪きっと明日はもーっとだよぉ♪」

 

「今日が思い出になっていつか忘れちゃったとしても

 みんながいれば明日だって幸せ間違いなしだもんね」

 

「必死に生き抜いてお前自身の夢を叶えろ!」

「あたしの夢は……明日も生きる!」

 

「これがメモリー……とってもきれい」

 

「人は真の意味では理解り合うことのできない悲しい存在。

 でも、この魂を叫び続けていれば理解り合うことはできなくても

 共鳴してくれる誰かはどこかにいるかもしれない」

 

「お前らとはいずれ決着をつける運命じゃ」

 

「どう?自分自身と向き合えた?」

 

 

 

 

 

 

この先もシンデレラガールズと共に歩む決意をする人もいれば

モバマスと共に去りゆく人もいる。

ただ、どちらの道を歩むにせよ過去も記憶も大事にして欲しい。

それもまた10thアニメに込められたメッセージなのではないでしょうか。

 

「記憶を、思い出を懐かしむのも時には良いものです。

 ただ、浸りすぎては輝きは失われていく」

「過去とは進むべき未来を照らす輝きそのもの。

 その輝きは永久にシンデレラ達のガラスの靴に宿り」

「この先を、彼女たちの登る階段の先を照らし続けていくことでしょう」

 

 

シンデレラガールズは違法建築という表現がしっくりくるほどに

整ってなく矛盾も抱えて成長してきたコンテンツです。

アイドルは多すぎるし出番は常時不足か不足気味。

誰かが喜んでる影で誰かが落ち込んでいる。

この10thアニメ自体感動してる人もいれば理不尽でない理由で白けてる人もいる。

解釈違いと不具合の発生はしょっちゅうだし未来に対する保証はなんにもない。

 

 

それでも未知なる冒険は誰かの願いを一つ叶え、

190の星々が輝く夜空はきっと壮観なことでしょう。

 

進むべき未来を照らす永遠の記憶を誰もが忘れませんように。

コンダクター……千川ちひろの言葉を借り、この記事を締めたいと思います。

 

「願わくば、その輝きがいつの日か

 遥か天空の星まで届きますよう」